がんリハビリテーションとは

 がんの直接的影響や手術・化学療法・放射線療法などで身体障害を有する症例に対し、障害の軽減、運動機能低下や生活機能低下の予防や改善、介護予防を目的として治療介入を行うことであり、リハビリテーション医療の一分野です。がんの治療を終えた、または治療を受けつつあるがん生存者は増加の一途をたどっており、がんのリハビリテーションの対象者の増加は今後も続くものと予想されております。

ケア提供における課題

 がん患者の障害はその予後を含めて多彩であると同時に、リスク管理が重要です。がん患者の全身状態、合併症、予後、心理状態により、そのリハビリテーションプログラムの調整が必要であるとともに、日々の状態の変化に注意しなければならなりません。がんに侵される臓器は多数ありますが、それらに総合的にあるいは個別に対処するチームが医療現場で立ち上げられ機能することが期待されます。がんのリハビリテーションは、欧米では以前より行われてきましたが、わが国では立ち遅れており、診療報酬の面では平成22年度より「がん患者リハビリテーション料」の算定が認められるようになったところです。

養成に関する課題など

 平成19年度に厚生労働省委託事業として、がんのリハビリテーションに関する研修事業が開始され、全国の病院の医師、看護師、リハビリテーション専門職種からなるチーム単位での研修が行われています。しかし、研修を受けられる人数が限られているため、それぞれの医療現場でのリハビリテーションを充実させるには不十分と考えられています。

研修の意図

 本委員会では、現場への啓蒙をはかる一方で現場のニードを吸い上げることを目的として、研修会を関連する各施設において行うことを企画しています。平成25年度は、下記の研修会を行う予定であり、次年度以降も施設を変えて継続する計画です。

第4回がんのリハビリテーション講演会のご案内
日程:
日程:2017年2月17日(金)
場所:
ユニコムプラザさがみはら
  ご案内はこちらから

【第3回がんのリハビリテーション講演会】(平成28年3月4日)の開催報告
開催報告(PDF)

第3回がんのリハビリテーション講習会(平成28年3月4日)開催のご案内

講演会「長野県内の支持療法のレベルアップを目指して〜がんリハビリテーションを中心として」
開催報告

平成26年度開催予定の研修会
【長野県内の支持療法のレベルアップを目指して〜がんリハビリテーションを中心として】
対象:
がん医療やがんリハビリに携わるスタッフすべて
日時:
平成26 年11 月22 日(土)14 時〜17 時
場所:
信州大学医学部附属病院大会議室(松本市)
参加人数:
100名程度
内容:
医療職向けのシンポジウム・講演会
1)シンポジウム
関崎研八(相澤病院)、高田明子(信州大学)、藤森貴久(相澤病院)、市川万紀子・市川美香(佐久総合病院)、山田友春(鹿教湯病院)
2)講演 がん医療におけるリハビリテーションの役割
辻哲也(慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室)

がんサポーティブケア協同企画講演会開催
「第2回がんのリハビリテーション講演会」
「第1回乳がんのサポーティブケア研修会」
■日時
2014年10月24日(金)18時〜20時
■場所
聖マリアンナ医科大学病院本会3階大講堂
■対象者
がん診療に携わる医療従事者の方々
■プログラム
講演会1「がんリハビリテーション最前線ー周手術期から緩和ケア主体の時期まで―」
講師辻哲也先生(慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学准教授)
講演会2「乳がんと運動」講師広瀬真奈美先生(一般社団法人キャンサーフットネス代表理事)

「第1回がんのリハビリテーション講演会」開催報告

第1回 がんのリハビリテーション講演会
■日時
2014年 2月28日 (金) 17:30 〜 19:30
■場所
東海大学医学部 1号館2階 講堂 A  〒 259-1193 神奈川県伊勢原市下糟屋 143
■対象者
がん診療にたずさわる医療従事者の方々
■プログラム
講演1 17:30 〜 18:20
「がんリハビリテーション最前線 - 周術期から緩和ケア主体の時期まで - 」
講師 辻 哲也 先生 ( 慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学 准教授 )
講演2 18:30 〜 19:20
「転移性骨腫瘍の診断と治療」
講師 木 辰哉 先生 ( 順天堂大学医学部整形外科 准教授 )