口腔ケアとは

 歯科的手法を用いて口腔内環境を整え、口腔機能の正常化を図ることをいいます。近年がん患者の治療に先立ち、口腔ケアをおこなうことにより重篤な合併症を予防できることが明らかとなりました。このことから、現在口腔ケアががん治療を成功へ導く重要な支持療法(サポーティブケア)の一つとして認識されています。がん患者が手術、放射線治療、化学療法いずれの治療を行う場合にも口腔ケアが必要と考えられます。また口腔ケアは治療前、治療中、治療後のいずれの時期にも必要に応じて行われます。口腔ケアは広い意味では単に口腔清掃をするだけでなく、摂食・嚥下リハビリテーション、顎補綴といった歯科治療も含まれます。

摂食・嚥下リハビリテーションとは

 飲み込み障害でよくみられる症状は、「口や舌がうまく動かない」、「食事中よくむせる」、「のどに残留感がある」、「量が食べられなくなってきた」等があります。これらの原因の一つに頭頸部がんの術後による障害があげられます。スクリーニング検査に加え、嚥下造影検査( VF )や嚥下内視鏡検査( VE )による飲み込み検査などを行い、口から安全に栄養摂取するため、患者それぞれのゴールに向けたリハビリを行います。

顎補綴(がくほてつ)とは

 口腔がんという口の中にできるがんに対し、舌やあごの一部を取り除く手術をした場合には、そのままでは明瞭に話をしたり、咀嚼することができなくなります。この際失った場所に人工臓器(いわゆる顎義歯(がくぎし))をいれることにより、会話や咀嚼の機能を回復することができます(これを顎補綴といいます)。また治療によって顔に欠損を生じ、審美障害をきたすことがあります。顔面の欠損部分を人工材料で補うことをエピテーゼといいます。これらは極めて高い専門技術が必要となります。

今後の課題

 未だがんの医療現場において、国内で均一な口腔ケアが実施されているとはいえません。がんプロフェッショナル養成基盤推進プランでは、今後全国どこのがん拠点病院でも質の高い口腔ケアが実施されるよう、私たち歯科医師が果たす役割は大きいと考えています。
 本委員会ではがん医療現場で働く医療従事者を対象に、高い専門性を習得するためのプログラムを提供しています。


【第4回「がん患者における顎補綴・摂食嚥下リハビリテーション」講習会】(平成28年12月8日)の報告

【第8回がん医療現場での口腔ケア研修会】(平成28年12月4日)の報告

第4回「顎補綴・摂食嚥下リハビリテーション」講習会
日 時: 平成28年12月8日(木) 19:00−21:00 <18:30 開場>
19:00〜19:05  開会挨拶  
19:05〜19:45  講演1
 (40分) 
「大学専門診療科における頭頸部癌治療後嚥下障害リハビリテーションの展開」
昭和大学スペシャルニーズ口腔医学講座主任
口腔リハビリテーション医学部門 高橋 浩二 教授
19:45〜19:55  質疑応答
 (10分)
 
19:55〜20:05  休  憩
  (10分)
 
20:05〜20:45  講 演2
 (40分)
「術後嚥下機能障害への補綴学的対応」
東京歯科大学 老年歯科補綴学講座 石崎 憲 准教授
20:45〜20:55  質疑応答
 (10分)
 
20:55        閉  会 以上
  ※詳細は*別紙参照*(PDF)

【第8回がん医療現場での口腔ケア研修会】
日 時: 平成28年12月4日(日)
場 所: 東京歯科大学 水道橋校舎 西棟
参加人数:30 名程度
※詳細は*別紙参照*(PDF)

平成28年2月7日(日)公開シンポジウム開催報告(信州大学) 「がん治療を支える栄養」
パンフレット(PDF)
開催報告(PDF)

【第3回顎顔面補綴技工研修会】(平成28年2月5日)の報告

【第3回がん患者における摂食・嚥下リハビリテーション講習会】(平成28年1月29日)の報告

第3回「顎顔面補綴技工研修会」開催案内
【日 時】平成28年2月5日(金) 19:00〜21:00
【場 所】東京歯科大学 水道橋校舎 新館14階
【対象者】歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士、言語聴覚士、他顎顔面補綴に携わっている医療従事者
【受講料】無料
【申込先&お問合せ先】
東京歯科大学 大学院事務室・口腔科学研究センター
担当:渡辺(E-mail: watanabem@tdc.ac.jp
お申込みの際には、氏名(ふりがな)・所属機関・職名をご連絡ください。
内容は*別紙参照*(PDF)

【第3回がん患者における摂食・嚥下リハビリテーション講習会】
日 時: 平成28年1月29日(金)19:00〜21:00
場 所: 東京歯科大学 水道橋校舎 本館14階 大会議室
対象者:医師、歯科医師、言語聴覚士、看護師、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士
受講料:無料
お申込みの際には氏名(ふりがな)・所属機関・職名をご連絡ください。
内容は*別紙参照*(PDF)

【第7回がん医療現場での口腔ケア研修会】(平成27年11月14日)の報告

【 第7回がん医療現場での口腔ケア研修会 】
日 時: 平成27年11月14日(土)
場 所: 東京歯科大学 水道橋校舎
参加人数:30 名程度
内容:講義と実習
1.[講義]医療の現場における口腔ケアの重要性、術後合併症と口腔ケア、粘膜炎に対する口腔ケア
2.[実習]マネキンを用いた気管挿管中患者の口腔ケア実習、粘膜炎患者の口腔ケア(相互実習)
内容は*別紙参照*(PDF)

【第2回顎顔面補綴技工研修会】(平成27年3月19日)の報告

【第2回がん患者における摂食・嚥下リハビリテーション講習会】(平成27年1月15日)の報告

【第6回がん医療現場での口腔ケア研修会】(平成26年12月13日)の報告

がんプロ養成基盤推進プランがんプロ支持療法分野講演会・第29回腫瘍センターセミナー」
(平成26年11月10日)の報告

平成26年度開催予定の研修プログラム
【 第2回顎顔面補綴技工研修会】
日  時:平成27年3月19日(木)19:00〜21:00
場  所:東京ドームホテル 42F アリエス
対 象 者:歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士・言語聴覚士・他顎顔面補綴に携わっている医療従事者
受 講 料:無料
申込締切日:平成27年3月13日(金)
申込先・お問合せ先: nakaokak@tdc.ac.jp (東京歯科大学 口腔科学研究センター・大学院事務室 中岡)
               申込の場合は、所属機関・職名・氏名・ふりがなをご連絡下さい。
詳細内容は、ポスターpdfをご覧ください。
 
【第2回がん患者における摂食・嚥下リハビリテーション講習会】
対 象:研修医、大学院生(特に歯科)
日 時:平成27 年1 月15 日(木)19 時〜
場 所:東京ドームホテル42 階ペガサス
参加人数:80 名程度
内容:講演
1)がんリハビリテーション摂食嚥下障害を中心に辻哲也先生(慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室)
2)口腔がんセンターにおける摂食機能療法酒井克彦先生(東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学講座)
 
【第6回がん医療現場での口腔ケア研修会】
日 時: 平成26 年12 月13 日(土)
場 所: 東京歯科大学水道橋病院(千代田区)
参加人数:30 名程度
内容:講義と実習
1)(講義)医療の現場における口腔ケアの重要性、術後合併症と口腔ケア、粘膜炎に対する口腔ケア
2)(実習)マネキンを用いた気管挿管中患者の口腔ケア実習、粘膜炎患者の口腔ケア(相互実習)
内容は別紙参照(PDF)
 
がんプロ養成基盤推進プランがんプロ支持療法分野講演会・第29回腫瘍センターセミナー
日 時: 平成26年11月10日(月)18時〜
場 所: 山梨大学7医学部臨床講堂
テーマ:第29回腫瘍センターセミナー・がんプロ養成基盤推進プランがんプロ支持療法分野講演会」
がん治療を口腔から支える取組:国立がん研究センター中央病院 上野尚雄先生
がん医療におけるサポーティブケアの役割:慶應義塾大学リハビリテーション医学教室 辻哲也先生
内容は別紙参照(PDF)

第1回 顎顔面補綴技工研修会報告

摂食・嚥下リハビリテーションセミナー 報告

口腔ケアセミナー報告

平成25年度開催予定の研修プログラム
1.
口腔ケア研修会
 
日 時:平成25年11月2日(土)
 
場 所:慶應義塾大学医学部付属病院13階会議室
2.
第1回 顎顔面補綴技工研修会お知らせ
 
超高齢社会に突入したわが国において、口腔がん患者数の増加に比例し「支持療法」に対するニーズも増加しております。口腔がん支持療法に関連する歯科技工はまさに「顎顔面補綴技工」にあります。文部科学省がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン支持療法委員会では歯科技工士、歯科医師を対象に顎顔面補綴分野の人材育成を目的とした研修会を開催いたしますので、ご案内させていただきます。
歯科技工士・歯科医師の皆様の多数の参加をお待ちしています。
 
日 時: 平成26年1月18日(土)13:00〜17:00
 
場 所: 愛歯技工専門学校( http://www.aishi.ac.jp/access.htm
 
     (JR埼京線十条駅下車 徒歩10分、都営三田線新板橋駅下車 徒歩13分)
 
対 象 者:歯科技工士・歯科医師
 
受 講 料:無料
 
申込締切日:平成26年1月14日(火)
3.
摂食・嚥下リハビリテーションセミナー
日 時:平成26年1月11日(土)
場 所:東京歯科大学 TDC ビル 13 階